太陽を愛した人(再放送) 2018.8.30 小林勝
 「太陽を愛した人~1964あの日のパラリンピック~」

   再放送が決まりました!
   2018年9月1日(土) 総合テレビ 15:05~16:15
    2分の番組PR動画を公開中!

 

<参照/讀賣新聞> いきいき快適生活(介護・シニア

介護手前の「フレイル」解消

<参照/讀賣新聞> 最新医療~夕刊からだ面より(ニュース・解説

要介護手前の状態「フレイル」…社会活動、口の衰えから

フレイルチェック 2018.8.29 小林勝

フレイルチェック(加齢にともなう虚弱 きょじゃく(下)

 

讀賣新聞 (2018.8.29) にフレイルチェックの特集(3回シリーズの3回目)が載っていました。

 

<引用> 『 楽しい外出 自治体が演出 』

 

社会とのつながりを持つことが、高齢者の心身の健康維持に役立つと注目されている。

外出する機会を増やし、人との交流を持ってもらうことを後押しする行政や民間の動きを追った。

「おばあちゃん、一緒に食べよう」―。大分県豊後高田市 (ぶんごたかだし) で定期的に開かれる 「ふれあい食堂」。

同市の支援で地元の有志が運営する。子供や若い親に交って、地元の高齢者が一緒に食卓を囲む。

 

 

若い親子と夕食を楽しむ70代・80代の

高齢者たち。

(大分県 豊後高田市の 「ふれあい食堂」で。)

<引用写真> 讀賣新聞 2018.8.29

 介護が必要な高齢者の割合が低下

 「高齢者が輝くプラチナ通り」

同市は2010年頃から、「高齢者がたのしいまち」をスローガンに掲げ、外出支援に力を入れていることで知られている。

ユニークなのは、65歳以上で要介護状態でない人全員に心身の状況を記名式で尋ねている点だ。

(身体の) 機能が弱り始めている人に体操教室に出かけるよう促す。

元気な人に対しても、外出先の選択肢を広げているのも特徴だ。助成制度を活用するなどして、

中心地に高齢者であれば500円で楽しめる映画館やシニア向けの商品が充実しているリサイクルショップ、

習字などの習い事を楽しめるスペースを次々とオープン。

「高齢者が輝く」という願いを込めて、商店街の通りを 「プラチナ通り」と名前も変えた。

同市の担当者は、「自らが選び、楽しんで出かけられるようなまちづくりを意識している」と話す。

同市の65歳以上で、介護が必要と認定された人は 2010年の 19.8%から 2018年には 16.4%にまで低下。

全国平均を 1.6ポイント 下回っている。

 

「閉じこもり」チェックして

 

紙面の下段には、自治体が企業と連携して外出を後押ししていることが取り上げられています。

介護予防につなげたい自治体と、シニア層を取り込みたい企業の狙いが一致した画期的な形態です。

 <詳細は、讀賣新聞  2018.8.29 をご覧ください。>

フレイルチェック 2018.8.28 小林勝

フレイルチェック(加齢にともなう虚弱 きょじゃく(中)

 

讀賣新聞 (2018.8.28) にフレイルチェックの特集(3回シリーズの2回目)が載っていました。

 

<引用> 『 適度な運動で「死ぬまで元気」に 』

 

要介護状態になるのを防ぐには、適度な運動と栄養管理が欠かせない。

運動不足や低栄養の状態が続くと、筋力や体力そして認知能力の低下を引き起こし、介護の必要性が高まるからだ。

(目の前にある現実に)上手に取り組み、元気な老後を過ごしたい。

 

今月、東京都目黒区の五本木老人いこいの家で開かれた 「介護予防まるごと教室」の模様が紙面に取り上げられていました。

 

具体的に、どんな運動をすればよいのだろう。

教室の講師を務めた健康運動指導士の 山田 利香さんに、お勧めの筋力トレーニングを教えてもらった。

  = イラスト参照 =

 

 イスを支えに 毎日少しずつ

 

 ◇ 介護予防になる運動

 ● どの運動もゆっくりと「1、2、3、4」と数えながらおこなう。

 ● 最初は自分のできる回数だけでもおこない、継続が大切。

 

スクワット

 

「スクワット」は、足を肩幅に広げ、膝がつま先より前に出ないように注意する。

便座に腰かけるイメージで「1、2、3、4」と数えながら腰を落とし「5,6,7,8」でゆっくり立ち上がる。

太ももとおしりが鍛えられる。「最初は無理のない回数から始め、慣れてきたら1日に10回繰り返すことを目標にしてください。」

 

 

 

ニーリフト(ニィリフト)

 

「ニーリフト」は、イスに姿勢良く座り、同様にカウントしながら膝をゆっくり上げ下げする。

こちらも1日に左右10回ずつが目標。

 

バックキック

 

イスなどにつかまり、かかとを上げる「バックキック」は、高く上げる必要はないが膝を曲げないように注意する。

こちらも左右10回ずつ。

 

いづれの運動も毎日、少しずつおこなうことが肝心。

テレビを見ながら取り組むなどして習慣づけよう。

「70代になると、特に女性は筋力の低下が進み、転倒して骨折することもある。

普段から運動し、筋力を維持していくことが大切です」と山田さん。

日ごろから歩くことも心がけたい。

 

紙面の下段には、「タンパク質、カルシウムをとろう」とのタイトルで、しっかりとした食事をとることの重要性が

載っていました。

 <詳細は、讀賣新聞  2018.8.28 をご覧ください。>

 

フレイルチェック 2018.8.27 小林勝

フレイルチェック(加齢にともなう虚弱 きょじゃく(上)

 

讀賣新聞 (2018.8.27) にフレイルチェックの特集(3回シリーズの1回目)が載っていました。

 

<引用> 『 リスクを知って生活見直し 』

フレイルとは、要介護に至る前の筋力や活動低下し始めた状態を示す。

そして 「この段階なら回復可能」と啓発している。

フレイルとは何なのか? 日本老年医学会が2014年、「虚弱」を意味する英語 frailty をもとに作った言葉。

 

特集では、柏市の 「フレイルチェック講座」の様子を取材。

講座に集まった参加者が、両手の親指と人差し指で作った輪で、自分のふくらはぎの一番太い部分を囲んでいる。

司会者が 「隙間があるほうがスリムでよいと思うかもしれませんが、違います。

筋肉量が少なくなっている可能性があるので要注意」と説明した。

講座では 「指輪っかテスト (ゆびわっかてすと) 」と、質問票を用いた 「イレブン・チェック」による

簡易テストをおこない、その後 筋力測定や滑舌テストなどの深掘りチェックに進む。

 

指輪っかテストもイレブン・チェックも、東京大学高齢社会総合研究機構が 「柏スタディー」という研究をもとに作られた。

同機構の 飯島 勝矢 教授は 「フレイルは、筋力などの身体機能の低下より先に、

社会参加や口の機能の衰えから始まる」と解説する。「社会との関わりが薄れると身体活動も低下し、

口の機能の衰えは栄養不足を招く恐れがある」というわけだ。

 

フレイルチェックは、自分の体力低下のリスクに早く気づき、生活習慣を見直してもらおうというもの。

柏市では、参加者にフレイル予防のための体操教室なども開いている。

 <詳細は、讀賣新聞  2018.8.27 をご覧ください。>

 

茅ヶ崎市でも、毎月 フレイルチェック講座が開かれています。日程は、市の広報に載っています。

藤沢市でも、7月に2回の講座が開かれました。

8月22日のNHKテレビでパラリンピックのことが取り上げられていました。

リハビリという言葉もなかったころに、身体障害のある方のスポーツ参加を取り組む活動が

リアルに描写されていました。ご覧になった方も多かったと思います。

未病 (みびょう) も、最初は何だろうと思いました。

フレイルという言葉も、これから段々に認知されていくと思います。